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linear classics  LCC 1

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ディスクリート構成 フルバランス回路で設計されたヘッドフォン/プリアンプ

シリーズ最初の製品となったパワーアンプLCP-1はAura伝統のMOSFETシングル・プッ シュプルでデザインされ、狙い通りの高感度で俊敏な再現性を獲得しました。今回ここに登 場するLCC 1は、LCP 1パワーアンプとマッチするコントロール・アンプとしてラインア ップされます。しかし、その内容は単にパワーアンプとコンビネーションを組む目的にとど まらず、センシティブな信号を取り扱うコントロール・アンプの基本性能の大切さを重視し た妥協のない高品位設計思想が支配しています。フルバランス回路の高性能ヘッドフォン・ アンプとしての側面も持ち合わせたLCC 1。アナログ・アンプへの強いこだわりは、そのパ フォーマンスに触れればきっとお分かりいただけるはずです。

Aura linear classics

ミニマリズムとハイパフォーマンスを両立させたMade in Japan

そのサイズからいかにもスイッチング電源を採用している製品のようですが、linear classics シリーズには特注のトロイダル・トランスを用いたリニア電源が投入されていま す。LCC 1 にある複数の電源回路、2 アンプ構成のバランス回路にも妥協はなく、linear classics の限られた内部空間には、無駄を排し必要なものだけを残すアイディアと知恵が注 ぎ込まれています。Auraのコンセプトであるミニマリズムは日本のモノづくり文化と通じ るところがあり、筐体サイズにレギュレーションを設けることで製品により深い意味と美 しさを生み出しています。Linear classics シリーズは日本国内で製造され、そのほとんど の工程がハンドメイドで行われています。

長い価値を創造するピュア・アナログ思想

linear classics シリーズのコンセプトは、リニア電源とアナログ回路によるピュア・アナロ グ・デザインです。それぞれの地域電圧に合う電源トランスを用意することは、コスト面に おいてハードルが上がりますが、リニア電源ならではの低ノイズで密度感のある音質のた めに必要な選択になっています。またデジタル系入出力を置かないことはノイズ対策にと って大きなメリットであり、サイクルの速いチップ技術を搭載する機器を外付けとする割 り切りは、結果として製品の価値を存続させることになります。

Aura LCC HeadPhone / PreAmp

MOSFET 2回路フルバランス回路の ヘッドフォン・アンプ

LCC 1 はMOSFETによるフルバランス・アンプ と して設計されています。EXICON ECX10P20/ECX10N20をL/R用にそれぞれに2 組ずつ合計 8 個のパワーデバイスで駆動するフ ルバランス回路は、集積回路を使わないディス クリート製作された最高品質のヘッドフォン・ アンプとして機能します。※前段バランス変換 回路のみオペアンプ使用

ハンドメイドによるディスクリート表面実装基板

メイン基板はディスクリート構成の表面実装基板です。基板へのパーツ取り付けは検定機 関の認証を受けた熟練のスタッフにより、日本国内においてハンドメイドで行われています。

●工夫を凝らした内部コンストラクションとノイズ対策

メイン基板は上部リッドに吊り下げる形で取り付けられています。VA 40 rebirthで採用した基板吊り下げ方式は、開放的で素直な音調に繋がる要因との認識から、LCP 1 / LCC 1の両機にもこの方式が採用されました。LCC 1の基板裏には磁気シールドのための銅箔シートが貼られ、その基板を取り付けるトップのリッド素材はセラミック、コーリアン、無垢アルミなど複数の素材の中から振動減衰と音質的な観点からピュアカーボンに決定されま した。

●カスタム・メイドのトロイダル・トランスを採用した電源部

Linear classics シリーズの電源は内部容積に収めるため特注のトロイダル・トランスを採用しています。100V / 110V / 125V /230Vそれぞれの電圧の電源トランスを用意しなければならないのは今日的ではないですが、リニア電源の低ノイズ電源供給はアナログ回路にとって重要な選択と考えています。また LCC 1 のボリュームを操作するモーターの電源は、信号回路に影響を与えることのないよう小型トランスを備えた別電源になっています。

 

 

●細部まで入念に造りこまれた芸術的な筐体

Linear classics シリーズは、アルミ押し出し材のフ ロントパネルを採用しています。真ん中にある両サイドにカーブを持たせた銀色のパネルは、レーザーで数ミリの深さに削られた窪みにぴったりとはめ込まれフラットなフロント面を演出しています。この 銀色のステンレス製パネルは Aura の象徴であり、 LCC 1 ではフロントの一部とトップ後方側にあしらわれています。このパネルはクローム・メッキ処理が施され、さらにその一枚一枚がハンドメイドによる研磨作業を経てこの輝きを得ています。サイド・パネルは無垢のスチール製が採用されており、LCC 1の筐体はアルミニウム、ステンレス、カーボン、スチールの4種の異種素材による組み合わせで構成されています。

●高品質パーツの採用

VISHAYの金属皮膜抵抗、UKA、UUQ、UCQなどのハイグレード・コンデンサなどの高品位パーツの数々が組み込まれています。

●発展性を考慮した機能

LCC 1 はトリガー接続端子を備えており、LCP 1 と専用ケーブル接続することで電源 ON/OFFの連動が可能です。

Aura LCC 1

□形式:ステレオ・プリ・アンプ / ヘッドフォン・アンプ

□入力端子:XLR×1、RCA×2、PHONO(MM)×1

□出力端子:XLR×1、RCA×1、ヘッドフォン(6.3mm)×1、バランスヘッドフォン(4.4mm)×1

□入力感度:XLR 400mV、RCA 400mV、PHONO(MM) 5.9mV (定格出力時)

□入力インピーダンス:XLR 100kΩ、RCA 50kΩ、PHONO(MM) 47kΩ

□定格出力:XLR 2V、RCA 2V

□出力インピーダンス:XLR 200Ω、RCA 100Ω

□最大入力電圧:XLR 7.5V、RCA 4V、PHONO(MM) 100mV)

□最大出力電圧:XLR 14V、RCA 8V)

□周波数特性:20Hz~20kHz +0dB -0.2dB (RCA、定格出力)

□全高調波歪率:0.003%以下 (RCA、1kHz、定格出力)

□S/N比:RCA 113dB、PHONO(MM) 83dB (IHF-A、1kHz、定格出力)

□消費電力:約20W □待機時電力:約1W

□サイズ:W430×H71×D332 mm □重量:6.5kg

​2025年10月発売予定

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