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YUKIMU SUPER AUDIO ACCESSORY

アンカー 1

黒琳 URUSHI

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​Award

そのほかオーディオアクセサリー

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伝統と技が生み出す静寂と解放

その美しさと耐久性の優れた漆塗りの技術は、工芸材料価値を有するとともに、現代の厳しい基準に耐えうる工業原料です。漆は楽器などの音響製品でもその効果が認められおり、楽器に漆膜が形成されることで音圧のピークが高周波側へシフトするという実験レポートや、スピーカーなどオーディオ機器の表面に塗布することで音の響きが改善されたという報告は数多く存在します。「黒琳 URUSHI」はこの伝統的な工業原料の特性を活かし、高い精度で製作されるアナログ・ターンテーブルシートです。厳選した集成材に熟練の職人が漆を手塗りすることで、高い平面性を確保しアナログ・レコードと親和性を生み出しています。豊かな情報量と静けさが同居する「黒琳 URUSHI」の磨き込まれた音の響き。他の素材では味わえないレコード演奏をご堪能ください。

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□漆について

漆液の主成分は「ウルシオール」と呼ばれる有機化合物で、木材などの表面に塗布されると、常温で酵素反応により重合し塗膜を形成するため、熱処理や有機溶剤を必要としません。21世紀の現在も最終的な塗膜構造は解明されていませんが、その美しさと耐久性、保温性といったユニークな特性は各方面から注目を集めています。漆には高い絶縁性があり、静電気対策にも効果的なことからアナログ・レコードにとって最適な自然素材と言えます。

□製作工程について

漆器は素地の上から下地、中塗り、上塗りと複数の塗り工程を経て完成させることで、生きている漆を永く美しく保たせることができます。漆の響きが生きるようターンテーブルの回転軸を通す穴の内側にまで漆を塗り重ねています。乾燥後の漆の仕上がり具合を想定しながら塗膜が均一になるよう塗る作業は、特に高級重箱や屠蘇台など「角物・板物(かくもの・いたもの)」の器に漆を塗ることができる限られた熟練職人の高度な技術と経験、湿度と温度の適した環境が求められます。「黒琳 URUSHI」製造にあたってはこの点に最も気を使いターンテーブルシートに要求される平面性の確保に注力しています。

□製造元について

福井県鯖江市にある山久漆工株式会社が製作を行っています。1930年(昭和5年)に越前漆器の伝統工芸士・山本久太郎により創業。長年、百貨店の顧客むけ高級重箱、屠蘇器、雑煮椀など迎春商品に注力。近年は木地の3D加工や最新の金属切削技術と伝統的な漆塗りや蒔絵の職人技を組み合わせて、木製スプーン、ワイングラス、アトマイザー(香水入れ)などの嗜好品や最高級のチェスセット、ポーカーテーブルなどホビー関連製品を開発。その他、日本が誇る漆の価値を国内外に発信すべく積極的に取り組んでいます。

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Specification

素材:素地:木製(中質繊維板)塗装:天然漆

重量:約367g 厚さ:約6mm 直径:約293mm 

センタースピンドルホール径:約7.2mm 

※全品手塗りのため、若干の個体差があります

​価格:\77,000  \70,000税別

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