top of page

Solano 280.2 Series
Solano CC 281.2

アンカー 1
05_24-0023.jpg

SOLANO 280.2 Series

Made in Kiel  JET6を搭載した新生Solano

Solanoは2021年に登場したシリーズで、キールにある自社工場で生産されるスピーカーシステムの中で最も身近なプライス・タグを持っています。Vela 400 Seriesに備えられたELACの最新テクノロジーを継承したSolano 280 Seriesは、スピーカーにおけるハイエンド・パフォーマンスが手の届く場所にあることを教えてくれます。十分な剛性を持つ無垢のアルミ製ベースの上にエンクロージュアをマウントする工法はまさにVelaのものであり、ダイキャスト・フレームを奢られたドライバー・ユニットの採用も、上級ラインのコンセプトに沿ったものです。ELACの技術的中枢であるR&Dが10年の歳月をかけ完成させたJET6。その最強アイテムはVelaに続きSolanoというキール直系ラインアップに惜しみなく注がれました。

Solano 280.2 Seriesについて

Solanoはスペイン語で風を意味します。ELACが所在するキールは世界最大級のセーリング・イヴェント キール・ウィークが行われる港ということもあって、ELACの製品は海を連想させるネーミングがトレンドとなっています。2021年リリースされたSolano 280 Seriesは、2014に発売された260 Series(FS 267 / BS 263 / CC 261)の後継シリーズで、エンクロージュア制振に寄与するアルミベースの採用、共振を抑えるアルミ・ダイキャスト製のフレーム・バスケット、最新の音響解析でデザインされた理想的な放射特性を実現したウェーブ・ガイドの装着など、ELACの新基軸であるVela 400 Seriesのコンセプトに基づいた最新技術の継承が特徴です。オリジナルSolanoのリリースから3年。2024年JET6トィータの完成を受けSolano Seriesは2.0に進化しました。

Solanoは30年以上にわたりELACのR&Dでスピーカーシステム開発を続けているロルフ・ヤンケ氏の手によるもので、そのラインアップはSolano FS 287.2 フロアスタンディング・スピーカー / Solano BS 283.2 ブックシェルフ・スピーカー / Solano CC 281.2 センター・スピーカーで構成されます。マルチ・チャンネルの構築に際して組み合わせるサブ・ウーハーは、最新アプリSUB CONTROL 3.0に対応したVarroシリーズ PS 250やRS 500が推奨モデルとなります。

AMTを独創的な発想で進化させたJET6

25mmドームの10倍の面積を持つJETトィータは、優れた周波数特性と高いパワーハンドリング、そして圧倒的な低歪みを誇るELACのアイデンティティです。ひとつひとつハンドメイドで製作されるため製造効率が悪い点がネックですが、手間と労力と引き換えに手に入れたクオリティは、その絶え間ない進化も相まって他の追随を許しません。JET6は10年もの間最新であり続けたJET5からいくつかの変更がなされています。それはカプトン素材にプリントされた導電アルミニウム・パターンの厚みに変化を持たせ振動板の質量分布に変化を与えたことと、フォイル・レイアウト(振動板の畳み幅)を従来の2パターンから数種類の複雑な組み合わせに変更したことです。それらは共振の低減とTHDの改善(2kHz と12kHz付近に顕著)。そして周波数特性のリニアリティ向上(30kHz以上に顕著)に寄与しています。10年もの歳月をかけて研究を重ねた結果は、ストレスなく最高域に向け吹き上がる音に集約されています。ミクロの領域の進化が大きな効果を生むまさにバタフライ・エフェクトを実証したのがJET6なのです。

AS CONEウーハーについて

ELACとしてこのクラス初の高剛性フレーム構造は、可動域の広いロングストローク・ボイスコイルのレスポンスをしっかりと支えるだけでなく、システム全体の制振とS/N向上に大きく貢献しています。280 Seriesに採用されたアルマイト処理を施された新しいアルミニウム振動版は、ペーパーコーンとのハイブリッド構造により、内部損失に優れたニュートラルで自然な再現性が特長です。

エンクロージュアについて

優雅なデザインと美しい仕上げが施されたSolanoのキャビネットは、Velaで採用された工法を効率よく継承しています。エンクロージュアはアルミ製の堅牢なベース部にマウントされることで低重心が生み出す安定した制振構造を手に入れています。フレア型のグラス・ファイバー製バスレフ・ポートは底面に向かってダウンファイヤリングされ、壁反射の影響を受けにくくしています。エンクロージュア内部に発生する強力なエネルギーを受けとめるためスピーカー・ターミナルには頑丈なアルミニウム・プレートが採用されています。

ネットワークについて

磁気歪みを排した大型空芯コイルを装着したウーハー専用基板と、高品位パーツで構成されたトィータ専用基板はそれぞれの干渉を防ぐためセパレート構成されています。内部配線にはVan den hul製ケーブルを採用。スピーカー・ターミナルはウーハーからの逆起電力をキャンセルするのに有効なバイワイヤリング接続に対応しています。

05_24-0025.jpg

SPCIFICATIONS

□型式:2.5ウェイ・バスレフ型

□ユニット:JET 6×1、150mm AS CONE×2

□能率:87.5dB(2.83V/1m)

□インピーダンス:4Ω(最低保証3.6Ω)

□周波数特性:34~50,000Hz

□クロスオーバー周波数:450/2,400Hz

□入力:120W(定格)/160W(最大)

□サイズ:H190×W500×D248mm

□重量:12.0kg

□仕上げ:ハイグロス・ブラック/ハイグロス・ホワイト

□価格:\231,000  \210,000(税別)

□備考:プロテクター・グリル別売り ¥6,000 /¥6,600(税込)

bottom of page