Profile

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Easyはこれまでとまったく違う手法でデザインされました。幾何学に基づく可変オフセット角を持つトーンアーム。Easyはこの革新的なアイディアのもと6つのベアリングとメイン・アーム上部に配置されたサブ・アームを用いて、フォノ・カートリッジをパラレルにトレースさせることに成功しています。そのトラッキング・エラーは±0.40°。数々の改良が加えられたSimplicity Ⅱが達成した±0.06°には及ばないものの、一般的なトーンアームの±3.00°というスペックとは全く異なるのです。さらに注目すべきはその取扱いのやさしさ。ご覧下さい、TTT-Cに搭載された新しいEasyは見慣れたトーンアームのデザインそのものです。付属のゲージで簡単に行えるアングル調整やカートリッジのセットアップ。高さ調整やカウンター・ウェイトを使う針圧調整もオーソドックスなもの。Easyは基本性能や操作性において重要なファンダメンタルを手に入れています。出力端子はDIN端子を採用し、同時発売の「Thales Phono Cable DIN」をはじめとする様々な汎用ケーブルに対応します。アナログ・ファイル長年の弓枝はThales Tonearmのアイディアと技術のもと、日々身近なものになっているのです。

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Detail

幾何学：トラッキングエラー

効率的に配置された6つのベアリングとメイン・アーム上部に配置された新たなサブ・アームが、同軸上によるリニア・トラックを実現。この思想は、Simplicityに採用されたアイデアとは全く違う、トーンアーム設計におけるまったく新しい革新的な手法です。 この設計により、カートリッジがパラレル・トラッキングアームのような理想的なトラッキング・ラインへと導かれます。